今日からできる!難聴の方と話すときのコツ

 

老人性難聴がある人に話しかけるときの注意

高齢者の難聴は言葉がハッキリと聞こえません。
そのような聴こえ方の人と話をするにはちょっとしたコツが必要になります。
このコツをつかむことで、ぐっと意思疎通がしやすくなりますので参考にしてください。

  1. これから何を話すか伝える
  2. 少し大きめな声と、落ち着いた声でゆっくりと話す
  3. どなったり耳元で大きな声で話さない
  4. パ・タ・カ・サ行の言葉は出来るだけ使わず、別の言葉に置き換える
  5. 専門用語を避け、やさしい言葉を使い短文にする
  6. 周囲の雑音を減らし、音が重ならないようにする
  7. 話者の口元が見えるようにする
  8. 声をかけるときに、自分の方に注意を向ける工夫をする
  9. 言葉の始まりにしっかりと力を入れて話をする。

話をするときに、後ろから急に話しかけるのではなく自分の方へ注意を向けましょう。
それからハッキリ、ゆっくり、口元を見せて話をしてください。

具体的にどう話をすればよいのか

高齢者だけではなく、難聴者は聴くことにかなりの力を使っています。
非常に力を使う為長い話は集中力が続きません。
ついさっきの事を覚えておく力が落ちるため、長い話は覚えていられない傾向があります。

今日の予定を伝えるときなど、聞こえる人はいっぺんに伝えようとして情報を詰め込んでしまう事があります。

「今日は朝7時に病院に行って検査してもらうよ。
天気がいいから帰りにお昼をコンビニで買って公園で食べようか」

こんな風に話すことは聴こえる方であれば普通なのですが、聞こえない高齢者にはちょっと難しい内容になります。

こんな場合は
「今日は朝ナナジに病院に行くよ」
「そのあとコンビニでお昼を買おうね」
「天気がいいから公園で食べようね」
というように文章を短く区切り、確認をしながら会話をしてください。
この時も口元を見せて、ハッキリゆっくり大きめの声で伝えてください。

仮に補聴器を使っている人であれば、そこまで大きな声で言う必要はありません。
しかしハッキリ、ゆっくり話をすることは同じなので注意してください。

合唱コンクールの時のように口を大きく開けて話をすると、自然とハッキリ・ゆっくりした話し方になります。
是非覚えて実行してください。

まとめ

難聴者は補聴器を付けても聞き取りが難しい事があります。
話をする時には正面から口元が見えるように話してください。
話す時は「はっきり・ゆっくり」話しをしてください。
また長い文章は短期記憶が落ちるため、聞き取りが難しい事があります。
なるべく端的に、わかりやすい言葉を使って伝えるようにしてください。

The following two tabs change content below.

北村 美恵子

認定補聴器技能者。これまで500名以上の方の聴こえに関するお悩みを解決してきました。西の風新聞にてコラムも連載中。 補聴器に関することなら何でもご相談ください。

関連記事

PAGE TOP